2010年06月13日

キュンとなるテクニック


売り場が狭い、血管が切れそうだ。


悪意すら感じる、いやあの構造は悪意によって総演出された舞台なんだと、確信を持って言える。


売り場はほんとは狭くない、広くて快適だ。
でも、販売員はカウンター内や作業場も含めて、売り場と言うものだ。


カウンター内はいつでも阿鼻叫喚。
狭くて狭くて何も出来ない。


畳一畳程度の面積のバックヤードにメタルラックが3つ、真ん中に椅子が二つでもう足の踏み場もない。
契約書類をしまいにくるひと、バックヤードで売上実績の入力する人、クレームの電話を処理する人、お客さんに見せるための実機を取りに来る人それぞれ別の要件でバックヤードに集まり、パンク状態で並んで前の人の作業が終わるのを待つ。
バックヤードに入る人と出る人で押し合いへしあい、性別などおかまいなしで、体がべったり密着してすれ違う。



狭いのだ。
苛つく。


レジ周辺もせまい。
レジカウンターに続いて契約カウンターがあるのだが、契約カウンターと後ろの在庫ストックのゲージとの距離が1mない。
契約カウンターでスタッフが対応していて、その向こう側のゲームをあけにいくというのは至難の技だ。
わかるだろうか?
電車の中で窓側の席に乗ったものの、通路側に座っている人の膝頭に注意しながら通るような状態だ。
その距離感で通り抜けて、ゲージをあけて、必要なものを漁る。
戻ろうとして、レジを見ると、レジ処理待ちのスタッフが三人いたりするともうレジ横を通ることが出来ない。


こんな状態で、スタッフの作業場所全てが極限まで狭められている空間でなければ数秒で終わることをところどころ満員電車のような人口密度ゆえに頓挫させられる。


私はレジ横でぶち切れ寸前だった。
すると、レジ処理待ちで立っていたスタッフの男の子が笑顔で持っていたケータイのストラップを私の腕に当ててきた。
「えぃえい笑」というテンション。

もふもふした毛玉のストラップだったのだが、お前とそんな仲良くないしなという気持ちと、お客さんのストラップだよね笑というツッコミで、殺意に飲まれていた筈の私は一気に和んだ。


きゅんとなった。
そして、くそこいつかわいいなーこのやろー!と思いながら、面白いコメントも思い付かずそそくさとその場を去っていった。


私もこんなきゅんテク、やりたい。
学校でどうして、こんなの教えてくれないんだ。



もう一個きゅんとなったのが、これ。

「おー、お疲れぇ」
「あー、小木さん」
「今、出勤??」
「そーですね」
「うち、11時出勤で今からお昼休憩いってくるー」
「えー、やだぁ行かないで! あたしを置いて行かないでぇ!」

なんでやねんといいながら、あまりの可愛さに、結構気がきついし苦手と思っていたのに瞬間に大好きになった私の薄っぺらさ・・・。



とりあえずおもろいことを言う意識の高さに脱帽する。
みんなすごい。
posted by nainai at 22:17| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ないない論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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