2006年05月05日

米の研ぎ具合

 
 
 皆さん、こんにちは。
 如何お過ごしですか。
 
 
  
 そういえば、「その言葉」シリーズを始めたないないです。
 今回で、第2弾でしょうか?そうでしょうか、果たして。
 いや、第2弾です。喫茶店のマスターないないは絶対です(ひでぇ)。

 
 今日の言葉は、「米の研ぎ具合」です。
 
  
 勉強は学生まで、そう考えてきました。
 しかし、この考えは少々浅かったようです。ただ純粋に何も考えないで、
勉強という言葉にしがみついていられるのは、学生までという意味なのだと
気付きました。

 社会人になれば、そのとき役に立つマニュアルもあり、一方で、いつか役
に立つかもしれない知識もあります。
 
 
 そのときだけの関係のひと、ずっと一緒にいられる人やいつか必ず会いた
いと思える人も、子供や学生の頃の比では比べ物にならないくらいに増える
のです。
 
 
 
 
 明日役に立つことも、いつ役に立つか分からないことも、全て吸収しなけ
ればならないのが、本当の日常だと遅まきながらに気付きました。
 
 
 
 
 
 
 
 酒屋のアルバイトをしたときに、店員の方から、
 
 「吟醸酒と清酒の違いって知っている?」

 と聞かれ、

 答えに窮して、唸っていると(唸るな)、

 「米の研ぎ具合なんだよ」

 と教えていただきました。
 

 そうです。米の研ぎ具合なのです。
 
 
 我々が普段、炊飯する際にお米を研ぎます。これはお米の約3%程度しか
研げてはいないそうです。
 
 
 
 吟醸酒では、お米の60%近くを研ぎあげてしまうそうです。
 
 60%というとお米の半分以上が損なわれた状態になります。
 
 「吟醸酒に使うお米は研いだ後は、かなり小さくなるよ」

 そして、この吟醸レベルの研ぎ具合は、昔には出来なかったそうです。近
年になって、お米を研ぐ機械が登場してから、吟醸酒というのはできたもの
だそうです。

 
 「ご飯に使うお米とお酒に使うお米は違うんだよ」

 
 うんうんとうなづくしかないくらいの薀蓄量です。
 全てを知っているつもりではないけれど、何も知らないつもりでもないと
思っていたないないですが、お酒という身近な事物からこぼれるエピソード
に何の返答も出来ないのです。
 
 知識とは一握の砂とはよくいったものです。我々人間は知識という砂漠の
上に立って、手の平程度の知識しか手にすることはできないのです。
 もしくはソクラテスの唱えた「無知の知」に近い心境でした。
 
 知らないことを知っている。
 
 
 
 面白いお話をたくさん聞かせていただいて、お酒屋の店員の方に、

 「すごいですね。本当に話題の引き出しがたくさんありますね」

 と、どうにかこうにか会話の応酬につなげようと、言葉を紡ぎました。
 
 
 「はは・・毎日、勉強ですよ」
 
 謙虚に笑う店員さんの笑顔が私にはとても素敵に感じられました。

 
 そのときに、少しですが勉強とは何であるのかについて、少し答えに近づ
けた気がしました。

 
 
 
 
 

 
 
 
 如何でしたか、皆さん。
 ちょっと、お米の話が多すぎるような・・・?
 ではでは、またお会いしましょう。 
  
 
 
 
  
posted by nainai at 12:19| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | その言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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