2011年09月23日

防衛本能を凌ぐものについて


 
 
 
 
 こんにちは。
 いかがお過ごしでしょうか?



 私はミナミの仕事場での勤続年数がやっと一年半!
 入ったときは20人も職場仲間がいるような場所など無理だと思っていた。
 なのに、挨拶をするのも緊張する私が、一年半も在籍できるなんて奇跡!




 カクレクマノミという魚はダイバーが寄ってくると、尾びれを振って同様に近づいてくる。
 一見すると、人馴れしてるのかな?とか、可愛い魚だなと勘違いしてしまうのだが、それは違う。
 本で読んでいた知識を実際に体験して思った。
 やっぱり可愛い魚だなと。
 ファインデイングだかファイティングだかフィッシュングだか知らないが人気が出るのもうなづける魚だ。
 まぁ可愛いだけど、近づいてくるのは、一種の威嚇行動らしい。
 非常に縄張り意識が強く、自分の住処に違う生き物が来ることを嫌がり、そのように前に出てきて威嚇とするそうだ。


 相手と喧嘩をするとき以外でも目を見てやりとりをするのは生物界広しといえども人間くらいだそうだ。
 
 他の動物は(※まぁ哺乳類限定の知識なので、昆虫や爬虫類や両生類、魚類やらは知らないけど)、目を見るのは相手を威嚇し攻撃を仕掛けるときぐらいだそうだ。
 
 
 
 人間だったら、相手に自分の意見を伝えたり、相談したり、または相手から相談されたり、意見を聞いたりするときやあらゆるやり取りを、目を見て行うものだと思われる。
 



 私は目を逸らしがちだけど。
 目を逸らしてしまう人は概して自信喪失気味でプライドが高いので指摘しないであげるのがベターです。


 人間同士では目を見て分かり合うなどということもあるらしいが(目を見ると相手が怒っているということが痛いほどよく分かることがあるのもこのひとつなのだろう)、動物界では攻撃のサインともとられかねない為、犬や猫を飼うときに獣医さんにあまり目を合わせないようにと指摘されたことがある。
 



 そして、ほとんどの動物が身の危険を感じたときにさっとその場を離れて逃げる。
 しかし、逃げても駄目だと判断したときに、一歩足を踏み出し、防衛から攻撃に転じるのだ。
 
 一歩前に踏み出すのは、動物の場合、ほとんどが防衛のための一手段としての選択なのだ。
 私が自宅から一歩足を踏み出し満員電車や人ごみといった有害エリアに赴くのも、一種の防衛なのだろうと思う。
 お金を貯めるのも防衛なのだろう。
 人に懐いた動物は餌をもらおうと近づく。
 これは、空腹による飢餓を回避するための防衛本能というのか、ちょっと違う気がする。
 いつも人が餌をくれるとも限らないし、餌をくれるどころかいじわるをされるかもしれない。
 近づかないのが正解だけど、リスクを背負ってでも近づくメリットがあったり、防衛本能が機能したくなるくらいに信頼しているからこそ、おなかをすかした動物は人に近づくのだ。 


 
 



 「今日は飲み会なんやんな?」
 と広池さんが黒岩さんに声を掛けた。
 今日は新人の新田さんと一緒に飲み会に行くらしい。
 それはいいことだと行ってらっしゃいと私は笑顔を黒岩さんを見送った。

 その後、広池さんに「広池さんも行くの?」と聞くと、彼女は目をまん丸にして「いいえ」といった。
 その顔は、万引きしたことある?と、正義感のかたまりのような人間に聞いたときのような顔だった。
 私が?そんなことするわけないじゃん・・・質問の意味が分かりませんねと。
 「え?新人の新田さんと黒岩さんだけ?」
 「そーですよー」
 「何系の飲み?」
 と聞くと、
 黒岩さんの自己満足じゃないですかぁと広池さんは言っていた。
 
 多分、島田さん自身もここまで公けにするつもりもなかったのだろうが、島田さんと黒岩さんの関係はスタッフ全員の知るところとなっていた。
 女の子だからなのだろう・・・黒岩さんは気の合うスタッフや恋愛話大好きな営業さんに、同じ職場の島田さん(※担当エリアが変更になりいないんだけど)との関係についてよく相談したり愚痴をこぼしたりしている。
 黒岩さんの恋煩いは病まないらしい。
 島田さんが先日行った新人採用面接で来た女の子が、面食いの島田さんもひと目会って驚愕し大絶賛するほどの美人さんだったそうだ。
 そしてその新人さんが来るというからスタッフみんな浮き足立っていた。
 化粧っ気はないが、加藤ローサのようなふんわりした笑顔の女の子だった。
 美人といわれると、たしかにきれいだけど、絶賛するほどじゃないのか・・・と私は思った。

 そんな島田さん一押しの新人新田さんを誘って、島田さんの第二彼女(?)黒岩さんの自己満足系飲み会って、それ完全リサーチじゃないですか・・・。
 


 女が男に相手に体を許すということは防衛本能に反する、矛盾すると思う。
 それが意外に結構簡単にやれるもので、それが実現し、結婚したり子供を産んだりして人は増えていく。
 人は防衛本能もあるが、子孫を残していくという本能もあると言われたらそれまでなのだが。
 しかし、何故3年越しで付き合っている彼女がいる人と知っていながら彼女は星の数ほどいる男の中から顔がきれいでスタイル抜群の女の子にだらしないで有名な島田さんを選んだのだろう。
 島田さんに添い遂げて幸福な生涯を得ることなど難しいのに彼を選んでしまったのは、彼女がいるからという逆説的理由が有力だと私は思う。
 体を許すことは危険ではあるが、ぼやぼやしていたら手に入らないとすれば、その時、女というのは簡単にいくんだと思う。
 結果的に得るものがなくても、そこで行動をしなければ0のままよりもいいんだと思えるのだろう。 


 恋愛に奥手な人というのは得てして自分中心だ。
 相手のことなど想像できない。
 自分が振られることや、自分が傷つくことや、自分が気持ちを伝えた後に関係が変わって今までの関係が損なわれることくらいしか想像できない。
 恋愛に奥手ではない人は相手の状況を判断するのが早い、聡い。
 自分が惹かれてしまう魅力的な人であればすでに付き合っている人がいるかもしれないし、いないにしても狙っている人もいるだろうと、先手先手で行動を起こす。



 黒岩さんが彼女付の人と関係を築いたのも、彼のお墨付きの新人スタッフにただならぬ関心を寄せるのも、防衛本能を越える気持ちゆえなのだろう。
 多分、これを愛というのだろうと思う。
 


 魅力的な人は自然とモテる。
 だって、取り合いだからね。


 その人を手に入れたいならば、他の同姓の競争相手よりも自分がいかにいいものかをアピールしないといけない。
 

 そうしてモテる人はモテるほどさらに魅力的になっていくものだ。
 そして最強に最悪な話は、このモテる人というのは、特に男性の場合だと、色んな女性を知った末に、20代後半もしくは30代前半で落ち着いた顔で若くて綺麗で気立てがよくて0人もしくは1人だけとか経験人数が少ないなど貞操観念もしっかりしていて、愛情をたっぷり受けて育てられたのだろうと容易に想像できるような女性と結婚したりするのだ。
 おいしいとこ取りですやんと思うが、そうなのだ。


 

 私は人付き合いが苦手で、友達が恋愛成就のために天然石ローズクォーツたっぷりのブレスレットを買ったが私は配慮や協調性にかかわるような天然石やっぷりのブレスレットを買った。
 人は、簡単に人を傷つけるから、私は関わらないのが正解だと思っている。
 黒岩さんは私の傷つくラインでは決して傷つかないのだろう。
 いや、傷付いてもそれでも逃げないのは、それでも手にしたいものがあるからだろう。
 


 浮気をする人もされる人もしない人もできない人もいる。
 そういうのを見たり聞いたりすると何が違うのだろうと思う。

 


 生き物であれば、身を守ることを最優先にするのに、何故リスキーな恋に身を投じるのだろうか?
 そう考えると非常に高等な行為だとも思える。
 人間であれば、貞操観念を守り、理性的に生きるべきだ。
 複数の異性と関係を築くことは性病のリスクや妊娠のリスク、その後の養育問題を考えれば、しないのが当然でそれでも我慢がきかずしてしまうのであればそれは畜生と一緒だとも言える。




 そんなことをぐちゃぐちゃ考えているうちに、私は浮気は非常に高度な人間関係であり、単純な人間には真似の出来ない超人間的行為だと思った。
 防衛本能を凌ぐものは色々あると思う。
 でも、親子の愛や夫婦の愛には敵わなければいいのにとも思った。

 


 何故私がこんなに浮気に関心があるかというと、もし浮気されたときに「なるほど浮気の仕組み!」を知っていればまだ傷付くエリアが少なくて浅くてすむからじゃないかなと思うからだ。
posted by nainai at 01:41| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事とケータイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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