2014年07月06日

お一人様プレイヤー



困り果てて家を出てきたのが、およそ30分前だろうか。


正解がどれなのか、全くもってわからないのだから、私という人間がコツコツ積み上げてきた人生経験の薄っぺらさを実感する。



7歳も年下の彼氏は夕飯の後に眠たいと言って、寝室に向かった。
どうぞどうぞ寝てください、私は彼をいい感じに布団にくるんでパソコンに向かった。

しばらくして、彼氏が少し困ったような笑顔で、寝室から顔を出した。


ちょっと俺、今からシコるわ、と伝えられて、1日一回は出さないと体調が悪くなると聞いていたので、どうぞどうぞと伝えた。
しばらく、ほんとに見ないでねと再三の念押しと、裸体でドアに張り付くというパフォーマンスを行った後に、彼は、ちょっとネタっぽいけど、今からシコるからほんとに部屋に入ってこないでね、と言った。



ここまで来ると、むしろ構って欲しいのかなという気もしてきた。
が、私とセックスしたいというお誘いではなく、ただ出してスッキリしたいという話だったので、私も困り果てた。



考えた挙句、ハガキ2枚をつかんで、コンビニに行くことにした。
彼はコンビニに行くと言った瞬間、ほっとしたのか、鍵を早々に渡してきた。
私は行ってらっしゃいの声を背に受けながら、部屋を出たものの、お誘いを受けなかったことに喪失感というか、もう私には興味ないのだろうかという悲しさを感じていた。



そして、悲しみのあまり、ぐるぐるいろんなところを回って、部屋に戻った。



気にしない素振りでいこう。
帰ってくるのが遅くて怒ってるかもしれないともしんぱいになった。



寝室から安らかな寝息。
静かな空間。
彼は、1人で気持ち良くなって、そのあとの脱力感のまま眠りに着いたらしい。
幸せなやつである。
posted by nainai at 23:17| 奈良 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 私のかわいい人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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